中学受験

中学受験の国語対策 読解力を上げるための読書

夏休みですね!

夏休みは塾の夏期講習がありますが、やはり学校がない分、時間的余裕があります。

中学受験を考えられているご家庭は、いつもよりも弱点強化のために時間を使ったり、色々計画をされていることと思います。

 

我が家は下の子が小学5年生。現在中学受験塾に通っております。

算数は得意なのですが、国語がちょっと・・・偏差値も・・・ごにょごにょ

本人の苦手意識もあるのですが、語彙も少なく、やはり圧倒的に読書量が足りてないと考えています。

そこでこの夏休みは、国語対策、特に読書に重きを置こうと考えております!

中学受験の国語対策 5年生になり問題文の難易度が上昇!

下の子は現在小学5年生です。

もともと算数が得意で、国語は好きでなはい・・・ という傾向はありました。 なので、成績も算数がひっぱりあげているような状態。

ですが5年生の課程が始まってから感じたのは、「国語の問題文が一気に難しくなってる!!」ということでした。

上の子も中学受験をしましたが、上の子は元々読書好き。国語も得意でしたので、私が国語の勉強を見るということはまずありませんでした。

そういうこともあり、お恥ずかしいのですが、上の子の時は国語の問題文を私が読んだりということはあまりありませんでした。 他の教科の苦手分野のやり直しなどに時間をかけていたため、そこに割く時間もなかったのもあります・・・

ですが下の子は国語が苦手。

問題のやり直しも、本人任せではどこまで理解できているのかが分からないため、一緒にやり直しをやるようになりました。

そして気づいたんです。

「5年生になったとたん、問題文の難易度が上がっている!!!」

 

文章の長さはもちろん、書いてある内容など、問題文の文章自体が難しくなっているのです。

6年生、そして受験に至るまでには、もっと難しい文章に触れるようになるのでしょう。

とにかく読解力を上げて行かなくては!と、焦ったのを覚えています。

中学受験の国語対策 物語文が苦手

上の子が小さいときは、毎日読み聞かせを欠かさずしていました。

保育園でお手紙を書くのが流行ったのもあり、年少さんの時には簡単なお手紙は書けるようになっていました。

そんな上の子に比べ・・・

下の子の時は忙しさに負けてしまい、段々と読み聞かせをすることが少なくなりました。

4つ離れているため、上の子は自分で絵本を読みます。ですが、下の子は絵本に触れる機会が、上の子に比べて格段に少なくなってしまっていました。

恐らくその影響で、大きくなってからも、上の子に比べて下の子の読書量は少ないままでした。

特に小説はほとんど読まず、そのせいなのか、物語文の読解が苦手になってしまっています。

「小さい頃からの読み聞かせが大事」

そう思っていた、そしてそういう知識を得たからこそ、上の子にはがんばって読み聞かせをしていました。 それなのに下の子には同じようにしてやれなかったこと・・・ これはかなり後悔です。

 

中学受験の国語対策 物語文が苦手とは、どういうことなのか

私自身は国語(現代文)が苦手だと思ったことは特になく(記述は嫌いでしたが)、今思えば感覚で解いていた子供でした。

上の子も国語の成績は良かったので、特に私が教えることもほとんどありませんでした。

少し気になったところを教えたりはありましたが、その時に感じたのは、私と同じで感覚で解いているタイプだという事でした。

 

そして、私も上の子も、どちらかと言えば説明文より物語文の方が好きでした。

言葉も説明文に比べて平易で分かりやすいし、なにより読んでいて楽しい。

なので、とくに小学生などは、難しくない言葉で書かれている物語文の方が好きだろう、くらいに考えていました。

 

ですが下の子は、説明文の方が点数がいいのです。

物語文になると、「なぜこの選択肢を選んだの?」とか「なんでこれがわからないの?」という間違いを、たくさんするのです。

情景や主人公・登場人物の心情を感覚的に理解する力が不足しているのだと感じました。

 

今は随分改善されてきましたが、塾で国語の問題を解き始めた頃は、

例えば「暗い海」という情景が、そのまま主人公の「未来への不安な気持ち」を表しているのだ、などということも理解できないでいたのです。

 

語彙力が足りないことも影響していると思いますが・・・

物語文は、あえて間接的な表現を用いて、登場人物の心情を表します。

それが全く理解できなかったんですね。

「物語」に触れる機会が少なかった影響がこれか・・・ と思いました。

 

中学受験の国語対策 読み聞かせの効果

あまり好きではないとはいえ、読書感想文を書くときや、「これは面白いから読んでみなよ」と私が薦めた本、もしくは自分で少し興味を持った本など、「小説・物語」のジャンルの本を読むことはありました。

ですが問題を解くときの下の子の雰囲気からすると、恐らく、はっきりと登場人物の心の動きが良く分からないままに読んでいたのではないかという気がしたのです。

読み聞かせって、本当に大事なんだなあ・・・と、つくづく感じました。

 

読み聞かせをするときは、読み手側も劇を演じているように、声のトーンを変えて読んだりしますよね。

うれしい、楽しい、かなしい、寂しい・・・・

登場人物のそういう感情を、子供は読み手の声から感じることが出来ます。

そしてその時の情景。 絵本ならば、目に見えてわかります。

登場人物の表情はもちろん、空の色や天気、気温など。

そういうものを総合的に感じ取って、頭の中でリンクさせていくのだと思います。

 

それから読み終わった後に、子供の感想をきいたりすることもありますよね。

お互いに感想を言い合ったりすると、「お母さんはこんな風に感じてたんだ」と、自分とは違う視点も学ぶことが出来ます。

 

読み聞かせの効果は、やはり絶大です。

まだお子さんが小さいご家庭は、ぜひ読み聞かせを行ってください!

 

中学受験の国語対策 感想を言い合う

もう小学5年生の下の子に、読み聞かせをすることは出来ません。

ですが、小説の読解力を伸ばしていく必要があります。

もちろん国語の読解というのは、その子の精神年齢にも大きく左右されます。 下の子は上の子が同じ学年だった時に比べて幼いので、ある程度は仕方がないのかもしれません。

ですが多くの作品に触れることで経験値も増え、結果読解力の底上げが出来るのではないかと考えました。

 

この夏休みは、子供と同じ本を読んでお互いに感想を言い合う、ということをやることにしました。

私自身もなかなか時間が取れませんし、元々本好きでない下の子には、1冊の小説は負担が大きすぎます。

なので、短編小説を1日1編読んで、軽く感想を書き、それについてお互いに話すことにしました。

 

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気分を上げるために、かわいい読書ノートを購入しました!

書く項目はたくさんあるのですがそれを詳しく書く必要はなく、後で自分で見返して「こういう話だったな」と思い出すきっかけになればいい、気に入った言葉や場面があれば、少しメモする程度でいい、と、使うハードルはかなり下げました。

そして、1冊で1ページだと全然ノートが進まず、それもやる気を削ぐ原因になってしまうので、短編1編読むごとに1ページ使って書いています。

最初は自分の言葉で感想を言うのを嫌がっていましたので、私が感想を言うのを聞いているだけでしたが、日が経つにつれて、段々自分の言葉で感想を言ってくれるようになってきています。

 

中学受験の国語対策 通読と精読の違い

「通読」と「精読」の違い、分かりますか?

恐らく、正確な意味は違うと思うのですが・・・ 私の中では、

  • 「通読」は、さーっと読んで自分では理解しているけど、人に説明するのが難しい。
  • 「精読」は、読解をするときや感想文を書くときの読み方。登場人物の心情などにもしっかりと注意しながら読む。

というイメージです。

そして下の子は、自分で本を読んでいた時は、「通読」の状態だったのだと思います。

なんとなく話は分かってるけど、登場人物の細かい心の機微などは理解できておらず、「おもしろかったな」くらいの感想しか言えない。

ただ私も自分で小説を読む時は、登場人物の心情の変化は分かるし、「あ、今思いが変わったな」というのは感じることは出来るものの、話の流れの中で感じていることなので、「ここのこの表現が・・・」などと考えて読んでいるわけではありません。
(小説を娯楽で読んでいて、そこまで考えながら読んだりはしませんよね(-_-;))

ですが今回は、下の子に説明するために、短編小説を「精読」のような形で読んでいます。

そしてお互いに感想を言い合った後に、文章を詳しく見ています。

「この表現は、主人公のどんな気持ちを表してる?」

「主人公の気持ちが変化したってわかる表現はどこかな?」

「ここの表現で、どんな景色なのか想像してみて。 狭い階段を昇って行ったら、ほら、急に目の前に海が見えてきたよ」

などと、説明しながら、想像させながら、もう一回文章を追うことをしています。

その時に、語彙の確認もします。

少し難しい言葉はもちろん、昔の話だと知らない物もたくさん出てきます。

「たぶんこれは分かってないだろうな」というものを尋ねると、やはり知らない。

それについては説明したり、ネットで画像を見せて説明したりしています。

 

果たしてこれが、読解力の向上につながるのかは分かりません。

ただ5年生とはいえまだ素直なところもあるので、私と一緒に読む時間を楽しんでくれてはいるようです。

そして私自身、読解問題以外で「精読」をすることで、作家さんが緻密に言葉や文章を練りあげて物語を作り上げていることの繊細さを、改めて感じることが出来ています。

小説って、奥が深い・・・

 

中学受験の国語対策 精読練習用の短編小説

せっかく読むなら過去に中学受験で使われた文や、塾の先生のおススメの本にしようと思い、何冊か用意をしています。

 

☆小学五年生 重松清

中学入試の国語の受験問題に多数出題されたことがある作品のため、ご存じの方も多いと思います。

主人公が小学5年生で、下の子と同い年ということもあり、感情移入がしやすいようです。

最初にこの本を選んで正解だったなと感じています。

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☆ 木曜日にはココアを 青山美智子

いろんな主人公の短編集。 話が少しずつリンクしていて、短編なんだけど続き物のような、とても楽しめる本です。

2018年の開成中学の入試問題に、この本の中の「きまじめな卵焼き」という文が出題されました。

男子校である開成の入試問題で、一家の大黒柱であるキャリアウーマンが主人公の話が取り上げられたことは、当時話題になりました。

この中でも「きまじめな卵焼き」と、幼稚園の先生が主人公の「のびゆくわれら」を一緒に読む予定にしています。

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☆ ただいま神様当番 青山美智子

「木曜日にはココアを」と同じく、青山美智子さんの作品になります。

みんな心の中に抱えている思いがある・・・ 心の深いところまで見つめてみる、考える、ということを知れるかなと思います。

「小学生女児;松坂千帆」と「男子高校生;新島直樹」を読む予定です。

主人公が自分と年が離れすぎていたり立場が違いすぎたりすると、うちの子の場合どうしても想像しにくいと思うので。

もちろん、全編おすすめです!

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☆ 家族シアター 辻村深月

辻村深月さんは上の子も私も好きなので家に他の本もあり、ドラえもんの映画の脚本を書かれていたこともあるため、下の子も名前を知っている作家さんです。

なにかそういう取っ掛かりがあると、本人も手にしやすいと思います。

こちらは「家族」をテーマにした短編集です。

エピソードごとに主人公の年代や置かれた立場が違い、多角的に日常の「あるある」シーンを描いた作品です。

難しく感じるものもあるかもしれませんが、これはぜひ一緒に読みたいですね。

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他にもたくさん読んで欲しい本はあるのですが、あまりあれもこれもと言いすぎるのも、これまたやる気を削いでしまうので・・・

まずは夏休み、毎日一緒に1編ずつ読んでいっているところです。

 

中学受験の国語対策 読解力を上げるために

中学受験対策として、国語の読解力を上げるために、この夏休みに取り組む読書について紹介しました。

物語文独特の表現方法にもたくさん触れ、それが意味するところを理解し、語彙も増やしていく・・・

結局は読書の経験値を増やしていくしかないかな、という判断で始めてみました。

 

読書嫌いな子には、活字であればなんでもいい。

マンガでも図鑑でも。

実際4年生の頃には、塾の先生にもそう言われていましたし、私もそう考えていたので、低学年の頃はマンガでも図鑑でもなんでもいいと思っていました。

活字に慣れさせるという意味では、それでいいと思います。 というか、活字を読むことが出来なければ今回の取り組みも出来なかったので、マンガや図鑑などで練習はしていて良かったと思います。

ですがやはり受験用の読解となると、そうも言っていられないと感じました。

 

今回のやり方で、果たして効果が出るのかは分かりません。

ですが、お互いに感想を言い合ったり、子供と同じ時間を共有できるのは、とてもいいことだと感じます。

読書が苦手な子には、すぐに終わる短編集、おススメです。

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