2019年 ノーベル化学賞を受賞された、吉野彰さん。
みなさんの記憶にも新しいと思います。
テレビで吉野博士のインタビューが流れていました。
ノーベル賞を受賞するような人は、私のような普通の人間とは全く違う考え方をするんだな・・・と痛感しました。
とても、未来が楽しくなるようなインタビューでしたので、ぜひそのことをお伝えできればと思います。
ノーベル化学賞受賞 吉野彰さんの研究は?

2019年のノーベル化学賞を受賞された、旭化成名誉フェローの吉野彰博士。
このニュースは、みなさんの記憶にも新しいのではないかと思います。
吉野 彰博士 1948年生まれ 72歳(2020年で)
旭化成名誉フェロー
ノーベル化学賞を受賞したのは、「リチウムイオン電池」の研究開発
リチウムイオン電池は、今の生活には欠かせないものです。
スマホ、パソコン、カメラ、電気自動車、人工衛星・・・
本当に、私たちの生活になくてはならないものになっています。
このリチウムイオン電池が開発されたことにより、私たちの生活は劇的に変化していったということですね。


ジョン・グッドナイフ氏(米国)と、
スタンリー・ウィッティンガム氏(英国)です。
ウィッティンガム氏は、1970年代初めにリチウムイオン電池の第1号を開発。
その後、グッドイナフ氏が、電池の能力を高める研究を行ったそうです。
吉野博士は、リチウムイオン電池の原型で使われていたポリアセチレンを炭素材料に変更することにより、安全かつ2倍以上の容量を持たせることが出来るようにされたとのこと。
これにより、リチウムイオン電池の利用価値が飛躍的に高まったんですね。
アメブロもどうぞ ↓
ノーベル化学賞 吉野彰さんの見ている未来

私が見たテレビ番組では、吉野博士に、これから先の未来がどうなるかということを聞いていました。
吉野博士が語る未来の形は、私が想像もしていないようなものでした。
話された言葉そのままではありません。私の言葉が混じっていることはご了承ください。
- 2025年の大阪万博。ここで時代が変わる
- 電気自動車が普及する
- 自動車の自動運転が普通になる
- 2030年頃には無人自動運転サービスが出来ているだろう
- イメージとしては、呼べば30秒以内に車がやってくる
- 途中で自動車のバッテリーが切れたら、そこに次の車両が待っていて、乗り継ぐことが出来る
- 車を買うことはなくなり、このサービスに月1万円くらいで登録する
・・・本当に、驚きしかありませんでした。
映画やマンガなどで見たことのありそうな、近未来の形。
それが吉野博士には、理想ではなく、近い将来の現実として見えているんだと思いました。


とても楽しそうに話されていました
5年後、10年後の未来はどうなっているのか。
子どもが何歳になって、自分は何歳になってて、仕事はこんな感じで・・・
その自分の想像の中に、生活様式の変化というものは含まれていないな、と痛感しました。
でも吉野博士の話す未来の形になっていたら、生活の仕方そのものが大きく変化することになりますよね。
どんな未来になっているのか・・・・ わくわくしてしまいますね!
ノーベル化学賞 吉野彰さんから若者への言葉

吉野博士いわく、「考古学と研究は似ている」そうです。
過去に焦点を当てる考古学と、未来へ向けての研究、全く反対のもののような気がします。
ですが、どちらも地道な努力が必要で、一足飛びにはいかないところが共通点なんだそうです。
IT革命(1995年)の時も、誰もこんな風になるなんて想像していなかった
人が「ありえない」「不可能だ」と思うことこそが正解だと思う
そう話されていました。
吉野博士が見ている未来が、ほんの少し見えた気がして、
それはとても明るいものなんだろうなと感じました。
そして吉野博士の笑顔が本当に素敵で。
未来には希望しかないと感じられる笑顔でした。
創造と挑戦
吉野博士のリチウムイオン電池開発のお話です
|
色々なことに興味を持ってほしいですね
☆知育系・受験に役立つ商品を紹介しています!

☆ 参考になる記事がたくさんあります!