現在、小学6年生の子供たち数名に、オンラインで中学準備講座を行っています。
オンラインでの学習は以前も行ったことがあり、その際は中学2年生の子供たちでした。
まだ講座の途中ではありますが、感じたことや、実際にどんな感じで授業を行っているのかをご紹介します。
- 中学準備講座ってどんなことをやるの?
- 中学の導入って必要なの現在現在
- オンライン授業って実際どうなの?
オンラインで学習指導を行います!
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Contents
オンライン授業の生徒さんたち

今回オンライン授業を行っているのは、現在小学6年生の子供たちです。
塾に通った経験のある子もいれば、全く勉強系の習い事をした経験のない子もいます。
共通しているのは、全員地元の公立中学校に進学するという事です。
この時期、いろんな塾が行っている中学準備講座を受講するのであれば・・・と思って尋ねてみたところ、塾の講座を受ける予定はないとのことでした。
「それならば!」と、中学に入ると小学校の頃とはガラッと勉強面でも生活面でも変わるため、少しでも準備をしておいた方が良いということを話しました。


「中1ギャップ」が起こる原因として、学習面で考えられることは、
- 英語が本格的に入ってくる
- 教科担任制になる
- 定期テストがある
- 順位が出ることで、学力差が明確になる
生活面で考えられることは、
- 小学校に比べて通学に時間がかかる
- 放課後に部活があって帰宅が遅くなる(勉強時間の確保が困難にもなります)
- 先輩後輩の関係が、小学校に比べて厳しい

この時期だと、もうほとんど小学校の履修範囲は終わっているので、宿題も少なくなっていますし。
ということで、公立中進学の小学6年生の子供たちに、算数・数学・英語の中学準備講座を行うことになりました!
オンライン授業 通信環境は?

今回のオンライン授業は、zoomを利用しています。
40分ごとに通信が切れてしまうのは授業としても不便ですので、有料の契約を結んでいます。
(zoomは無料でも利用できますが、3人以上で利用する場合、40分ごとにミーティングルームへ入りなおさなければいけません)
また、私の方はパソコンとタブレットの2台を使用し、それぞれ顔と手元が見えるようにしています。
手元ではテキストを写したり、私が書くノートを写したりしています。ホワイトボードや黒板に書いているのを写す感覚ですね。
理想を言えば、生徒さん側もそれぞれ2台ずつ用意して欲しいところです。表情と手元、それぞれを見たいので。
ですが、ご家庭によってそれは難しかったりもするので、1台の利用で、生徒さんに手元を写してもらったり、スタンドにおいてもらったりなど、適宜行っている状態です。
パソコンとタブレットを近くにおいてそれぞれzoomにつなげると、マイクがハウリング(?)を起こすので、片方はミュートの状態にしています。
zoomの使用環境は快適で、途切れたり音ズレもほとんどなく、利用することが出来ています。
オンライン授業 テキストや教材など

授業で使用する教材類は、みんなで同じものを購入して頂き、補足用として私が作った教材はデータで送信をしています。
今回はメールの添付ファイルで送信し、自宅でプリントアウトしてもらっていますが、今後はクラウド上の共有フォルダに保存し、そこからダウンロードしてもらう形を取りたいと思っています。
宿題の提出もそこにあげてもらえれば、私が確認をすることも簡単にできますので。
現在は、自宅にプリンターのないご家庭には私が直接配布し、宿題の提出も私のところに直接出してもらっています。(近くにお住まいの方なので)
ですが、直接やり取りすることが出来ない距離にお住いの場合は、やはりクラウド上でのやり取りが必要になりますので、お母さん、もしくはお父さんにやって頂く必要があるかと思います。
オンライン授業 授業内容について

今回の中学準備講座では
- 算数:小学校の復習
- 数学:中学の導入
- 英語:中学の導入
を行っています。
英語に関しては、スムーズに導入が出来ています。
小学校で習っていた「英会話」寄りの英語ではなく、ちゃんとした文法や単語など、新しい学習を楽しんでくれています。
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また、算数の確認と数学の授業の宿題には、こちらを利用しています。
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中学入学後も、自分で勉強する用として使えますので、おススメです!
keyワークの算数の復習問題で、算数の分かっていないところ、穴を探し、そこの部分は改めて授業を行い、さらに問題演習を重ねて確認を行っています。
数学に関しては、上の子の中1の教科書を拝借して、それを利用しながら授業を行っています。
問題演習は、上記のkeyワークを軸に行い、適宜必要があれば、問題を追加している形です。
オンライン授業 思わぬ落とし穴が・・・

私としては、小学校の復習はさらっと行い、中学の導入に力を入れるつもりで、この中学準備講座を始めました。
ところが実際に始めてみてわかったこと・・・
小学校の算数が、思ったより出来ていない・・・・!!!
これは、自分の中では衝撃でした。
自慢をするわけではありませんが、我が家の子供たちは、公立の小学校の中では勉強はできる方です(でした)。
なので、正直なところ、他の子がどのくらい出来るのか・出来ていないのかは、全く知らなかったのです。
まだ算数の復習も全単元終わったわけではありませんが、
- 小数の割り算
- 分数の割り算
- 大きな桁の割り算
など、計算(とくに割り算)の範囲もですし、
予想通り、速さの単元ではほぼ全員がつまずいていました。
もちろん分かっている子もいるのですが、それでも「本質的に理解しているのか?」というところには疑問が残る感覚でした。
また、最大公約数・最小公倍数に関しても、出来ていない子がいました。
ここに関しては、小学校では教えない「連除法」を教えることにしました。
素因数分解を用いますが、これから数学に入っていけば必要な知識ですし、敢えて教えることにしたのです。
このように、埋めておかなくてはいけない穴が意外と多く、数学の導入に手間取っている現状です。
ですが、具体的な数字で思考する算数が出来ていないと、その上に抽象的な思考を必要とする数学を積み上げていくことは到底できません。
なので、ここは踏ん張りどころ。
「中学の勉強が出来るんだ!」と思ってうきうきしていた子供たちには申し訳ない気もしますが、算数の基礎固めをしっかりとやっていきたいと思います。
オンライン授業 中学の導入はやっぱり必要

今のところ、数学は思うように進んではいないのですが・・・
でも、小学校の復習、出来ていないところの穴埋めは必須です。
お母さんたちからは、「小学校ではテストの点数も悪くなかったし、所々苦手はあるみたいだけど・・・」という話を聞いていたので、私もこんなに算数に時間を割かなくてはいけないとは思っていなかったのです。
小学校のテストでは、やはりつまずいていても分かりにくいものなんですね。
宿題の量もそんなに多くなく、おそらく演習量としても少ないはず。
テストもあまり難しくなければ、ある程度できていれば、点数はそんなに悪くはなりません。
つまり、小学校の算数は、学校の勉強だけでは卒業時においても穴だらけになってしまうという事・・・・!
これはかなり怖いことだと思います。
中学に入る前のこの時期、とくに算数の復習は大切だと痛感しました。
そして出来れば中学の導入も。
中学生生活をスムーズにスタートさせるためにも、この時期、頑張っておきましょう!
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