

中学受験の勉強で、上の子は社会が本当に苦手でした。
もともと好きじゃないのもあって、勉強すること自体が苦痛だったようです。
でも中学受験は4教科! もちろん社会も入ってる。
嫌いだから、では避けて通れません・・・・


勉強方法でも協力しました。
おかげでなんとか6年生の後半には社会の成績も安定し、受験では無事に第一志望校に合格することが出来ました。
使った教材や、勉強方法について書きます。
教材は、どちらかというと王道の受験対策というよりも、導入教材寄りになります。
ですので、社会が苦手だなあ・・・・という子を持つパパさんママさんに役立つ情報です。
- 社会が苦手
- 社会が好きじゃない
- 社会の勉強が苦痛
- 小学校低学年で社会の導入をしたい
- 小学校中学年で社会の勉強が本格的に始まった
- 中学受験勉強をしている高学年(5-6年)
Contents
中学受験の社会 おすすめの導入教材
上の子が中学受験勉強をしていた時、国算理も問題は山積みだったのですが、社会は本人が嫌がっているという大きな壁がありました。
ですので、私は早々に手を打たなければ!と焦りました。
本来なら低学年から導入教材としてでも良いものですが、まずは苦手意識を取り除こうと考え、Nikk映像教材のDVDを5年生の頃は見せ続けました。
1. わかるよ!日本の地理 小学生の社会DVD Nikk映像教材
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こちらは、山脈や川、平野など、暗記しておかなければいけないポイントについて学びます。
最上川と庄内平野、冷たい親潮の影響で冷害が起こるなど、知っておかなくてはいけない地理の基礎知識を地図で確認しながら教えてくれます。
2. 日本地図 おぼえちゃおう!にほんちずDVD Nikk映像教材
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こちらは都道府県について、県庁所在地はもちろん、特産品など有名なことも含めて詳しく教えてくれます。
3. わかるよ!日本の産業1 交通 人口 農林水産業 小学生の社会DVD Nikk映像教材
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日本の交通網、過疎化、太平洋ベルトなど、日本の姿と第一次産業の様子を紹介しています。
米作りの盛んなところ、工芸作物の産地など、産業と地名を地図とリンクさせて覚えることが出来ます。
受験で必要なポイントをしっかりと抑えています。
4. わかるよ! 日本の産業2 工業 資源 貿易 環境 小学生の社会DVD Nikk映像教材
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日本の工業と、工業に関わる資源・貿易・公害などについて、学びます。
工業地帯やその内容、また地図ともリンクさせて覚えていきます。
5. 七田(しちだ)オリジナル れきし探訪 日本史編
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言わずと知れた、七田式のオリジナルCDです。
不思議な曲に合わせて、歴史のことを歌ってくれています。
曲の合間には、一問一答形式の問題もあります。
「今日のテストで、行きの車で聞いたCDのとこ、出たよ!」
など本人の中で結果につながると、少しずつ前向きに取り組んでくれるようになりました。
実際、入試までの日がどんどん近づいてきて切羽詰まってきたのもあったのだと思いますが、とりあえず良かったです。
中学受験の社会 点数は大切!
前にも書いていますが、上の子はとにかく社会の暗記が苦手でした。
まず興味がない。 だから苦手意識が芽生える。 そして勉強しない・・・・
そんな悪循環にはまり、社会の成績はずっと低迷していました。
私は社会は覚えれば点が取れる教科だと思っています。
裏を返せば、覚えなければ取れない。
だから、人並みに取れて当たり前、社会が足を引っ張るなんてもってのほかだと考えていました。


何で点が取れないのー?
社会の穴埋めや記号問題は、1問が大体2点か3点くらいでしょうか。
1つの点は低くても、チリも積もれば、です。
それを他の教科で取り返すのは至難の業なんです。
- 国語の漢字や語句はちゃんと勉強していて、間違えは少なくなっている。 ⇒ となると、記述問題でがんばるしかない?
- 算数の計算問題も、(間違えることはあるのですが)これは全問正解して当然のところ。 ⇒ となると、後半の大問をがんばるしかない?
- 理科もあまり得意じゃないので、社会のカバーをするには不安がある・・・
上の子にとっては、


底上げにはならないけど、足も引っ張らないくらいになってくれないと、本当に困る!
という状態でした。
ですが、第一志望の学校は、国算が配点の大きい傾斜配点になっているので、塾の先生も、そんなに我が子の社会を問題視してないんですよね・・・・
悪い時、偏差値50切ってるんですけど・・・これでも問題ないんでしょうか・・・(-_-;)


中学受験の社会 親が協力したこと
上の子は、「社会に興味がないから、テキストを読むのも苦痛。読んでたら眠くなる」と言っていました。
でも、テキストを見て覚えないことには、問題が解けません。
そこで、読み聞かせをするように、時々私の知識を交えながら、一緒にテキストを読み進めることにしました。
途中に雑学を交えて話すのが楽しかったのか、一緒にやると頭に入っていましたね。
それから練習問題まで一緒に解いて、あとの宿題(問題集など)は一人でさせるようにしました。
また、子どもが間違えたところを選んで、暗記カードを私が作ってあげていました。


一緒にテキストを読んだり、
雑学を教えてあげたり、
暗記カードを作ったり・・・
色々協力しました!
自分で「ここが足りないな」と感じながら作れるようになると、頭の中も整理されてきたようで、段々と成績も上向きになってきました。
最終的には、入試問題の過去問でも合格者平均点は取れるようになり、とりあえず社会が足を引っ張ることはなくなりました。
中学受験の社会 早く取り組むべき!
この経験からとても感じたこと。
社会は暗記だから、後回しにしても大丈夫・・・ということは絶対にない。
6年生の特に夏以降は、とくに算数の弱点教科に時間を割かなくてはいけなかったため、思うように社会の時間が取れませんでした。
暗記で済むし、算数のように理解力思考力が必要なわけでもないのなら、社会こそ、早目早目にやっておいた方が良かった。


そんなことない!
暗記するのにも時間がかかるよ!
この本を読んでいたので、そうするべきなのはわかっていたのですが、子どもが社会を嫌がったため、結局実践することは出来ませんでした・・・・・
「中学受験は社会で合格が決まる」
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受験生のみなさん、暗記が得意であれば、今の時点で社会が足を引っ張ってることはないと思います。
今社会が低迷しているなら、それは暗記が出来ていないから。
社会は直前でもいい、とも聞くと思いますが、暗記にもそれなりの時間がかかります。
そして受験が近づけば近づくほど、「それなり」の時間を社会に割くのが困難になってくるのです。 どうか早く取り掛かってください。
夏が終わると、さらに時間はなくなります。
受験まで、あっという間です。


社会には早く取り掛かろう!
今4,5年生のみなさん。社会は習ったところは確実に覚えていくようにしましょう。
地理が終わると歴史、それが終わる頃には新6年生です。
6年生になって、地理の復習が始まった時、忘れていることに愕然とすると思います。
でも、一度覚えたこと、理解した知識をまた学習することによって、記憶はより強化されていきます。


習ったところはちゃんと覚えていこう!
繰り返すことで記憶が定着していくよ!
がんばってください。うちは下の子の時は、早目に社会に取り掛かります。(希望)
- 低学年からでも導入教材を使って、早目に社会の知識を取り入れましょう
- 中学年になると、学校でも社会が始まるので、導入教材で知識が固まります
- 高学年でも、受験勉強レベルまで知識が達していなかったら、ためらわずに導入教材を使いましょう
- 社会は暗記だからこそ、早目に取り掛かりましょう!